4勤2休でワークライフバランスを実現! タクシー乗務員のメリハリのついた働き方
心機一転!製造業から未経験のタクシー乗務員へ挑戦
もともと人と話すのが好きで、転職するにあたって接客の仕事を探していました。ただ、結婚していたので前職と同等かそれに近い収入が欲しいと思っていました。その結果、たどり着いたのがタクシー乗務員でした。タクシー業界は歩合制が一般的なので、未経験スタートでも努力次第でしっかりと稼げるのでは?と思ったんです。
タクシー乗務員=年配の方というイメージが強かったようで、少し驚かれました。でも、「やってみたら?」と背中を押してくれたので、思い切って挑戦することができました。
当初は、夜間にどれだけ稼げるかが勝負だと思っていました。しかし、遠鉄タクシーの会社説明会で、リピーターのお客様が多く、朝から昼の時間帯でも配車予約を通じて安定した仕事量と売上を確保しやすいという話を聞き、安心しました。
4日働いた後に2日休みをとる「4勤2休」です。1日目から4日目の間で、徐々に昼から夜へと稼働時間がシフトしていきます。もっとも勤務時間が長いのは2日目で、朝7時半から夜21時半まで。繁忙日は1時間程度残業することもありますが、それ以外は定時で帰るようにしています。残業を強制されることはないので、気持ちがとても楽です。
4勤2休で手に入れた「プライベート時間」の楽しみ方
前職が日勤と夜勤の交代制だったので、夜勤自体が大変とは感じませんでした。ただし、1週間ごとに日勤と夜勤を繰り返していた以前とは違って、4勤2休の場合は4日間の勤務の中で朝型から夜型へと勤務時間が変化します。入社してしばらくは生活リズムを掴むのに苦労しました。
以前は、私も妻も土日休みでした。タクシー乗務員になってからは、私が平日休みで妻が土日休みの週もあれば、お互い土日に休みが重なる週もあります。一人の時間も家族との時間もどちらも取ることができています。
お酒が好きで、飲みに行くことが多いですね。タクシー乗務員という仕事柄、適量を意識するようになり、体に良い飲み方になったと思います(笑)。
動画配信サービスを利用して、家で映画を観ることが多いですね。おすすめ一覧の中から作品を選んで1日に2本ほど観ています。あとは、一人で温泉に行くこともありますし、特に予定がなければ家でのんびりすることも。
以前は予定を詰めすぎて、遊び疲れてしまうこともあったので(笑)。贅沢に時間を使えることが、良いリフレッシュになっています。
眠れるようになりました。お客様と接することが心地よい疲れになっているのかもしれません。前の職場では管理職という立場もあり、常にプレッシャーを感じていました。家に帰っても「電話がかかってくるんじゃないか」と落ち着く暇がなかったので。その点、タクシー乗務員は勤務時間にしっかりと働いて、その後は仕事を持ち越すことがありません。オンとオフの切り替えがしやすいのもタクシー乗務員のいいところです。
そうなんです!実は、そこも嬉しいポイントなんですよ。1日目は15時過ぎに終わるので、仕事帰りに買い物をしたり、ちょっとした用事を済ませたり。また、休み明けでゆっくりしたい時は、体を休める時間も充分に取れます。 4日目に関しては午前の時間を自由に使えます。銀行や郵便局、役場の手続きなど、平日の日中でなければ対応できない用事も、休みを取る必要がないのはありがたいですね。スキマ時間をうまく活用することで休日を有意義に使うことができます。
4勤2休はメリットがたくさん!
はい。常に夜勤というわけではないので、家族で夕飯を囲む時間もしっかりと確保できます。休みも連休なので、もちろん旅行に出かけることもできます。平日だと道も空いていますし、観光スポットに行っても人が少ないので、混雑を避けて楽しむことができます。ホテルや旅館の値段も、平日の方が安い場合が多いですしね(笑)
はい。4勤2休だと毎月1回は土日を絡めた休みがあります。そのタイミングなら、わざわざ休みを取ってもらわなくても予定をあわせて出かけられます。今度は兵庫県の有馬温泉に行く計画も立てているんです!
家族との時間と自分の一人時間の両方がバランス良く取れるところです。また、一般的には5日連続勤務の会社が多いと思いますが、「4日働いたら休み」なので気持ちの面でもすごくラクに感じます。「1日短い」というのが心理的に大きく、仕事のモチベーションを保ちやすいです。
自分の性格的にも4勤2休はすごく合っていると感じているので、これからも続けていきたいですね。まだ入社半年なので、今は仕事にがむしゃらな毎日。休日をリフレッシュに費やすことが多いですが、これからはより有意義な休日を過ごすためにも新しい趣味も見つけたいと思っています。
また、長い目で見た時にタクシー乗務員は生活に合わせて勤務形態を変更できるのも嬉しいポイントです。まだ先の話にはなりますが、この先年齢を重ねても、家族や自分の体力と相談して働き方を変えながら、長く務めたいと思っています。